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歩くんですの箱 SS置き場

躍動感を表現するにはどうすればいいんだろう……と日々考え中。

忍「アリスが二人になりました!?」Part05

このSSは、18歳未満の方には不適切な表現を含みます。
お読みになる際は、自己責任でお願いいたします。

Part05 (Part04の続きです)
アリス「どうしちゃったの?シノ……」

アリス「最近ぼーっとしてることが多くなったし」

アリス「家でもあんまりわたしと話してくれなくなって……」

アリス「自分の部屋に籠ることが多くなった」

アリス「わたしが声を掛けても全然聞こえてないみたいだったり」

アリス「シノの様子がおかしいのは気になっていたけど」

アリス「わたしはついに聞いてしまった」

アリス「シノが、自分の部屋で、お風呂場で、たった1人きりで喋っているのを」

アリス「誰かに話しかけるみたいに。そこには誰もいないのに」

アリス「もしかして、わたしなんかより、架空の話し相手と話してた方が楽しいってこと?」

アリス「なんで……」

アリス「ねえ、シノは、わたしのこと嫌いになっちゃったのかな……」

 ***

忍(お姉ちゃんからあの話を聞かされて以来)

忍(アリアとわたしは、これまで以上に互いを強く求めあうようになりました)

忍(アリアはあまりアリスに懐かなくなり――)

忍(二人でいられるときは、少しでも長く二人きりでいるようにしました)

忍(毎晩、夜が更けるまで体を重ねました)

忍(互いの温もりを、形を、肌触りを確かめるように)

忍(刹那の幻をかき抱くみたいに、ただがむしゃらに)

忍(本当は二人とも気づいていたのです)

忍(でもそれを認めてしまったら本当に終わってしまう気がして――)

忍(互いを確かめ合うことで、膨らみ続ける予感を塗りつぶし続けました)

 ***

忍(そうして、数日が経ちました)

 ***

忍(夜をアリアと過ごすせいで、授業中も眠くてたまりません)

烏丸「この空欄に入る語句は何になりますか?大宮さん」

忍「すぅ……すぅ……」

烏丸「大宮さん、寝てるんですか?」

忍「……」

烏丸「起きてください」

忍「……」

烏丸「仕方ないですね、では代わりにイェーガー君」

エレン「はいっ!」

 ***

陽子「なんか最近疲れてないか、シノ?」

忍「いえ、いつも通りですよ。陽子」

綾「目の下にクマ出来てるわよ」

忍「……ちょっと寝不足なだけです」

忍(アリアとイチャイチャし過ぎて夜が更けたとは口が裂けても言えません……)

忍「すみません。わたし、この後用事がありますので先に帰りますね」

陽子「今日もなのか?」

綾「最近、ずいぶん忙しいのね」

陽子「もしかして、悩みがあるんだったら、遠慮なく私たちに相談して欲しいな」

陽子「私たちはシノの友達なんだからさ」

忍「はい。ありがとうございます」

忍(みんな、わたしのことを心配してくれます。でも、わたしは……)

 ***

カレン「おベント食べまショー!」

陽子「早いなカレン」

綾「授業終わったと同時に現れたわね」

忍「では、わたしは学食で食べてきます」

陽子「今日も弁当持ってきてないの?」

忍「はい」

アリス(嘘、お母さんにお弁当作ってもらってたじゃない)

忍「では、行きますね」

陽子「あっ、おい!ちょっとシノ」

綾「……行っちゃったわね」

 ***

忍「アリス、今日も二人っきりでお弁当ですよ」

アリア「うん」

忍(ここのところは、アリアとわたしは屋上で二人っきりでお弁当を食べています)

忍(アリアの分のお弁当はないので、わたしの分のお弁当を分けてあげるのですが)

忍(それをみんなに見られると怪しまれるというのが理由の一つです)

忍(アリアはわたしにしか見えないので、他の人から見ると食べものが空中に消えているように見えてしまいます)

忍(でも、これについては上手くごまかせば済む話です)

忍(最大の理由は……)

忍「アリス、あーんです」

アリア「あーん……、うん、おいしいよ」

忍「ふふっ、よかったです」

忍「じゃあ、次はこっちです。あーん」

アリア「あーん……」

忍(……アリアを失うのが、怖いから)

 ***

陽子「結局、シノとまともに話せないまま放課後になってしまったな」

綾「最近、シノ、ずっとあんな調子ね」

陽子「休み時間も放課後もすぐいなくなっちゃうしな」

カレン「なにかあったんでショーか」

アリス(きっと、わたしと一緒にいたくないからだ……)

綾「授業中もうわの空って感じだったわ」

陽子「悩んでるんだったら、私達を頼ってくれればいいのに」

綾「そうね。なにか出来ることは無いのかしら……」

アリス「……ごめん、わたし、先帰るね」

陽子「どうしたんだアリス?」

アリス「ちょっと気分が悪いみたい」

カレン「風邪引いたデスカ?」

アリス「そうかも……。でも、大したことないから」

綾「お大事にね」

アリス「うん」

陽子「……」

 ***

カレン「アリス、大丈夫デスカネ……」

陽子「風邪だったら、少し休めば良くなるよ」

綾「だったら良いけど……」

陽子「そういやカレン、俳句の締め切り今日じゃなかったか?」

カレン「アレはもういいデス。シノが悩んでる時に、そんなことしてる場合じゃないデース」

陽子「そうか。なんかごめんな……」

カレン「ヨーコが謝ることじゃないデース」

陽子「でも、カレンがやりたかったことなのに」

綾「今からでも、応募する句を考えましょう。私達も協力するわ」

カレン「ヨーコ、アヤヤ。ありがとデース」

カレン「デモ、コレはみんなでやらないと意味ないデース」

陽子「そっか……。カレンがそれで良いなら、私が口出しするところじゃないな」

カレン「それより、シノのことデース」

綾「うん、そうね」

 ***

アリス(放課後、すぐに学校を出た)

アリス(駅前の繁華街は、ちかちかと色とりどりの光が明滅していた)

アリス(パチンコ屋から漏れてくる音が圧力を持って耳に押し寄せてくる)

アリス(携帯ショップの店員が店先でひっきりなしに喋る声が重なる)

アリス(でも、今の私にはそういったあらゆる喧騒が白々しいものに思えた)

アリス(繁華街も、少し駅から離れると人気のないシャッター商店街の景色に変わる)

アリス(きっと昔は、人々の活気に溢れた温かい場所だったんだ)

アリス(でも今は、貝みたいに殻をぴったり閉ざしたシャッターがひたすら並ぶだけ)

アリス(わたしとシノも、そしてみんなとの関係も)

アリス(いつかはこんな風に冷え切ってしまうのかな)

アリス「はぁ、わたし、こんなところでなにしてるんだろ……」

アリス「……」

通りがかりの子ども「ああ、キンパツのお姉さんだー」

子どもの親「ちょっと、そんな風に他人に指差したら失礼でしょ」

通りがかりの子ども「キンパツ、キンパツ!」

子どもの親「あんた、いい加減にしなさいっ」

アリス「……」

アリス「キンパツのお姉さん、か……」

アリス「……」

アリス「帰ろ……」

 ***

アリス「ただいま」

忍母「アリス、おかえり」

アリス「シノは?」

忍母「帰ってきてすぐ、自分の部屋に行ったわ」

アリス「そう……」

アリス(日に日に、シノと会話する機会が減っていく)

アリス(やっぱり、シノに嫌われちゃったんだ)

アリス(でも、なんで……)

アリス(ああ、わたしとシノの関係はもう)

アリス(あの商店街のように、終わってしまったの?)

アリス「そんなの嫌だよ、シノ……」

通りがかりの子ども『ああ、キンパツのお姉さんだー』

子どもの親『ちょっと、そんな風に他人に指差したら失礼でしょ』

通りがかりの子ども『キンパツ、キンパツ!』

アリス(……)

アリス(金髪……、そっか)

アリス(……ああ、きっとそうだ)

アリス(わたしがあんまり外国人らしくないから)

アリス(シノはわたしに愛想を尽かしてしまったんだ……)

アリス(だったら!)

 ***

忍(その夜も、わたしはアリアと過ごしました)

忍「やぁ……っ、アリス、激しいっ……れす……」

アリア「はぁ……、ちゅぱっ……、シノの乳首、美味しいよ……」

忍「あんっ……、そこっ、きもちよすぎて……、ひゃん……っ」

アリア「シノの肌、すべすべだね」

忍「はんっ……、あん…っ、アリス……っ、ひぅ……~っ」

アリア「あっ、おまたのとこ、すごく濡れてるよ」

忍「やんっ……、だって……、アリスが……っ」

アリア「ちゅっ……、おっぱい、いっぱい舐めてあげるね」

忍「んん……っ、ダメ……っ、アリスに、乳首舐められて……っ、一緒にアソコまで触られたら……っ」

忍「あんっ、やっ……、すぐ、すぐ……っ、イっちゃい、ます……っ」

アリア「うん、いいよ、ちゅっ……、シノ……、たくさん、気持ちよくなってっ、ちゅぱ……っ」

忍「はぁ……っ、あん……っ、アリスっ……、やぁ……っ」

忍「んん……っ、アリス……っ、あん……、あっ、あ……っ」

忍「いっ……、イク……っ、やぁ……っ」

アリア「うん……、イって……、シノ……っ」

忍「はぁ……っ、あっ、イクっ、ううっ、あうっ、あううう……~~っ」

忍「やぁ……っ、アリスっ、アリス……っ、はう……っ、やあああぁあああ……っ」

忍「……はぁ、アリス……っ、アリス……」

アリア「シノ……気持ちよかったかな?」

忍「はい……とっても、気持ちよかったですよ」

Part06へ続く

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