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歩くんですの箱 SS置き場

躍動感を表現するにはどうすればいいんだろう……と日々考え中。

【ラブライブSS】5年前のできごと (Part04)

Part04 (Part03の続きです)


穂乃果(また、あの夢だ……)

 ~~~

穂乃果「ことりちゃん、よくも……」

ことり「……穂乃果、ちゃん?」

グサッ

ことり「●□※△□×☆●☆」

グサッ

穂乃果「よくも、雪穂を……」

ことり「えっと……」

ことり「□※●△□×●」

穂乃果「……許さない……絶対に」

グサッ

ことり「えへへ……」

グサッ

穂乃果「どうして……どうして笑ってるの?どうして、平気でいられるの……っ」

ことり「だって……ううん」

グサッ

穂乃果「私は、絶対に許さない……」

ことり「最後に、ひとつだけ……」

ことり「わたし、だい、すき……だよ」

ことり「……●□□☆△※」

 ~~~

穂乃果(私は、あの惨劇を幾度となく夢に見る)

穂乃果(刃物が刺さるたび、血飛沫が飛び散って、鉄の臭いが周囲に広がる)

穂乃果(薄暗い路地で、南ことりが雪穂に繰り返し刃物を振り下ろす)

穂乃果(あの時、やつは笑ってた)

穂乃果(笑いながら、本当に幸せそうな顔をしながら、雪穂の体に何度も包丁を突き刺して……)

穂乃果(――私の、大切な妹を殺した。私の目の前で)

 ***

雪穂「お姉ちゃん、お姉ちゃん!」ユサユサ

穂乃果「はっ……」汗ダラダラ

雪穂「朝だよ、お姉ちゃん」

穂乃果「雪穂……」

雪穂「……またあの夢見たんだ」

穂乃果「うん……」

雪穂「大丈夫だよ、お姉ちゃん。私はこうして生きてるんだから」

穂乃果「雪穂、もっと近くに来て」

雪穂「うん」

穂乃果「雪穂」ギュッ

 ***

穂乃果(警察は雪穂が自殺だと決めつけたけど、雪穂は自殺なんかじゃない)

穂乃果(だって、私はこの目で見たんだ。雪穂が殺されるところを!)

穂乃果(認めたくはないけれど、私の幼馴染だったあいつに殺されたんだ)

穂乃果(幸い、その後しばらくして、雪穂は帰ってきた)

穂乃果(奇跡的にどこかで生きていたんだと思う)

穂乃果(だけど、もしそれを知ったらやつはまた雪穂を殺しに来るはず)

穂乃果(だから、私が雪穂を守らなきゃ)

穂乃果(誰にも居場所を悟らせちゃいけない。だって、相手は私をよく知る人物だから)

穂乃果(もし昔の仲間の誰か一人にでも居場所を知られたら、きっとそこからあいつにも情報が伝わってしまう)

穂乃果(だから、私は雪穂を誰の目にも触れさせないようにすることにした)

穂乃果(大学3年に上がるとき、下宿先は引き払って、別なアパートに引っ越すことにした)

穂乃果(といっても、もとの下宿先に籍だけは残してある。郵便物などは基本的にそちらに届くので、私は週1回、車で片道1時間ほどかけて下宿先を訪れている)

穂乃果(今のアパートの分と、以前の下宿先両方の家賃を払うのは大学生だった私にとってはとてもキツかったけど、それでもバイトを掛け持ちしてなんとか足りない分のお金を補った)

穂乃果(このアパートに引っ越してきてからもう4年になるけれど、その間私は誰にもここの住所を教えていない)

穂乃果(決して、知られてはいけない)

 ***



【希・自宅】

こころ/ここあ「おじゃまします」

希「いらっしゃい、こころちゃん、ここあちゃん」

こころ「ごめんなさい、毎日ここへ来てしまって、ご迷惑ですよね」

希「全然そんなことないんよ。むしろ二人ならいつでも歓迎やで」

こころ「そんなっ、ありがとうございます!」

希「それで、今日はどないしたん?」

ここあ「ちょっといろいろ考えてみたんだ」

希「そっか、それで?」

ここあ「凛が、ことりの殺人事件と穂乃果との関わりをどう考えてるのかは分からない。だけど、何か関係があるのかも、っては思うんだ」

こころ「ことりさんは、海外の衣料品メーカーで働いていて、亡くなられる少し前に日本に一時的に戻ってきました。その間は、穂乃果さんの家にお世話になっていましたよね」

ここあ「そこで何かがあったんだ。その何かにまつわることを、凛はきっと知ってるんじゃないかな」

希「でも、それがどうことりちゃんの死に繋がるん?」

こころ「そこまでは分かりません。とにかく今は、集められるだけの情報を集めたいです」

希「雪穂ちゃんのことをもう少し詳しく知りたいなら、亜里沙ちゃんには話を聞いておいた方がええと思う」

こころ「綾瀬絵里さんの妹さんですよね?」

希「雪穂ちゃんが亡くなったとき、彼女はまだ高校生やった。そのときの同級生でもある亜里沙ちゃんなら、なにか聞けるかも知れへん」

こころ「そういうことでしたら、ぜひお会いしたいです」

希「任しとき。今連絡してみるから」

こころ「ありがとうございますっ。毎回のことですけど、すごく頼もしいです」

 ***

【絢瀬・実家】

亜里沙「希さん、お久しぶりです!」

希「元気にしとった?」

亜里沙「はい。もう大学4年生ですから、ぼちぼち就職活動なんかも始めてるところです!」

希「頑張ってや。亜里沙ちゃんの大学やったら、もう引っ張りだこやろ」

亜里沙「それだったらハラショーですけど、今は厳しい時代ですから」

希「で、今日は、亜里沙ちゃんからお話を聞きたいって子がおるんや」

こころ「あの……初めまして。矢澤こころと申します。矢澤にこの妹です。よろしくお願いします!」

ここあ「矢澤ここあだ。よろしくね」

亜里沙「ほわぁ、二人とも、μ’sの頃のにこさんにそっくりですね!Хорошо(ハラショー)」

こころ「えへへ、よく言われるんですよ」

亜里沙「なんだか感激です!あっ、どうぞ上がってくださいね」

 ***

亜里沙「当時、私と雪穂は高校3年生でした」

亜里沙「雪穂は何事にも一生懸命で、頭も良くて、よく勉強を教えてもらいました」

亜里沙「いけないとは思っても、ついつい雪穂に甘えてしまうんです。でも、雪穂はいつでも笑って私の頼みを快く引き受けてくれました」

亜里沙「思い詰めている様子なんて微塵もありませんでした。友達失格ですよね……私は、雪穂が何かに悩んでいるなんてこれっぽっちも気づかなかった。いや、正直に言えば、今でもよく分からないんです」

こころ「雪穂さんは、死ぬときに何もメッセージを残しませんでした。だから、なにかに悩んでいたんだとしても誰にも分かりません」

亜里沙「それでも……私はちゃんと理解してあげるべきだったんじゃないかって思うんです」

ここあ「だけど、そもそも雪穂は自殺じゃないかも知れない」

亜里沙「そんな……誰かに殺されたってことですか?」

こころ「あくまで可能性の話です」

亜里沙「なんで……そんなの、あんまりです。雪穂は何もしてないのに」(涙ぐむ)

ここあ「理不尽すぎる」

亜里沙「ですが、もしそうだとしたら、正直ホッとする自分もいるんです。雪穂が何かに悩んでいたんじゃないのなら、私が雪穂の悩みを分からなくてもおかしくはないってことになりますから……最低ですね、私って」

亜里沙「ごめんなさい。私から話せるのはこれくらいです。あんまりお役にたてなくてごめんなさい」

こころ「いえ、貴重な話が聞けました」

ここあ「雪穂の死は、もう終わったことだ。あんまり思い詰めない方が良いよ」

希「ありがとね、亜里沙ちゃん」

亜里沙「いえ、私なんて、なにもしてないですから」

こころ「亜里沙さん、就活、頑張ってください!」

亜里沙「ありがとうございます!お二人も、楽しい高校生活を過ごしてくださいね」

 ***

【希・自宅】

希「うーん、亜里沙ちゃんはホンマになにも知らない様子やね。今回は手がかりなし、かな?」

ここあ「やっぱそう簡単じゃないよなー」

こころ「難しいですね、手がかりを集めるのって。これからどうしたら良いでしょうか?」

ここあ「運よく、ことりのことを良く知っていそうな人がまだこの町に残ってるじゃん。その人から話を聞けばいいんじゃない?」

希「……それって、もしかして海未ちゃんのこと?」

こころ「はい。海未さんなら、なにか知っているんじゃないかと思うんです」

希「うーん、海未ちゃんなぁ……」

こころ「希お姉さま、どうかされましたか?」

希「あー、うーん、いや……」

ここあ「なにか、ウチらを会わせたくない事情でもあるのか?」

希「そうなぁ……はっきり言って気は進まへんね。どうしても海未ちゃんじゃなきゃダメなん?」

こころ「ことりさんの幼馴染ですから、貴重な話を聞けるんじゃないかとは期待しています。できれば、ぜひ海未さんにはお会いしておきたいところです」

希「分かった。協力すると言った手前、そこまで言うならウチも断るわけにはいかへんし、ええよ。海未ちゃんに連絡してみるな」

こころ「よろしくお願いします」

希「ただ、二人とも、覚悟はしておいた方がええよ」

 ***

【園田家】

♪ピンポーン

インターフォン「はい、どちら様でしょうか」

希「久しぶりやね、東條希です」

インターフォン「希ですか。ちょっと待っていてください」

希「はーい」

希「こころちゃん、ここあちゃん、まずはウチが海未ちゃんと話してくるから、ちょっとここで待っとってくれる?」

海未「お待たせしました。久しぶりですね、希」

希「そうやね」

海未「いきなり私に会いたいと連絡してきたものですから、少し驚きました。今日はいったい何の用なのですか?」

希「ちょっと、海未ちゃんに会いたいっていう子たちがおってな」

海未「はぁ……」

希「申し訳ないんやけど、ちょっとその子たちの話を聞いてやってくれる?」

海未「それは構いませんが、どなたなのでしょう?」

希「今呼ぶから、ちょっと待ってな」

希「二人ともー、こっちに来てええよー」

こころ/ここあ「「はーい」」トテトテ

海未「なっ……希、どういうことですか?」ギロッ

希「まあまあ、少し話を聞いたってくれるだけでもええから」オロオロ

こころ「あのー、海未さん?お久しぶりです」

海未「矢澤の妹さんですね。気安く名前で呼ばないでいただけますか?」

こころ「ごっ、ごめんなさい」ビクッ

ここあ「なっ、どうしてそんな言い方」

こころ「申し訳ありませんでした。馴れ馴れしかったですよね。……改めまして、園田海未さん。矢澤こころと申します。よろしくお願いします」ペコリ

海未「わざわざご足労頂いたのに申し訳ないですが、あなた方と話すことなど何もありません。今すぐお引き取り願えますか?」

こころ「あー、あの……」

希「……」

こころ「お時間は取らせません。なので、どうかお願いします」ペコリ

希「ウチからもお願い、少しだけでええから、この子達の話聞いたってくれへんかな?」

海未「……分かりました。希がそう言うなら、話だけは聞きましょう。ですが、少しでも不審だと感じることがあればすぐに帰っていただきます」

 ***

【園田家・居間】

海未「矢澤の妹さん、わざわざここへ来て私に聞かせる話とは何ですか?手短にお願いいします」

ここあ「その前に聞きたいんだけどさ、なんでウチらそんなに邪険にされなきゃいけないんだよ」

海未「はぁ……手短にお願いしますと言ったはずです。本題と関係ない質問なら、私がお答えする義理はありませんね」

ここあ「なんだよそれ、ウチらが何かしたっての?納得いかないんだけど」

こころ「ここあ、いけないわ」(首を振る仕草)

ここあ「……」

こころ「園田さん、私たちが何かご迷惑をお掛けしているのならお詫びします。ですから……」

海未「あなた方の空っぽな謝罪など必要ありません。それより、早く要件を言っていただけますか?」ピシャリ

こころ「はい。ご存知の通り、5年前に私たちの姉が行方不明になりました」

海未「行方不明?高飛びの間違いではなくて?」

希「海未ちゃん……」

ここあ「おい!」

こころ「あの、それは、どういう意味でしょうか?」

海未「どうもこうもありませんよ、そのままの意味です」

ここあ「侮辱の言い訳くらいは聞かせてくれるんだろうな」

海未「ええ、あなた方は矢澤にこのご家族ですからね、ぜひ耳に入れておくべきでしょう」

海未「5年前の夏、矢澤にこが行方不明になる直前、雪穂が自殺し、ことりが何者かに殺されたのはご存知でしょう」

こころ「はい」ここあ「もちろん」

海未「ですが、真相は大きく違います。雪穂は自殺ではありません」

こころ「ということは、誰かに殺された、と……?」

海未「あの子は姉の穂乃果よりもしっかりしていて、きちんと自分の目標を持って行動する子でした。自らの命を捨てるなどといった愚かな選択をする子ではありません」

ここあ「それはあくまであんたの印象だろ」

こころ「ちょっとここあ、言葉遣いに気をつけなさい」

海未「もちろん、それだけの根拠でこんなことを言っているわけではありません。きちんと殺されたという証拠があるのです」

ここあ「聞かせてもらおうじゃないか」

海未「雪穂が死んだとき、穂乃果は深く後悔していました。自分がもう少し妹のことを気にかけていれば、雪穂の異変に気付くことが出来たんじゃないか。こんなに追い詰められる前に何とかすることが出来たんじゃないか、と」

海未「少なくとも、自分がもう少ししっかりしていたら、最悪の事態だけは避けられたんじゃないか、とね。穂乃果がどうしてそんなことを言ったか分かりますか?」

海未「雪穂の死亡推定時刻前後に、穂乃果は雪穂の携帯から電話を受けているんです。電話から聞こえる音は激しい衝撃音や雑音ばかりで聞き取れるようなものではなかったそうですが、穂乃果はそれで雪穂が何らかのSOSを発しているのだと気付きました」

海未「『雪穂は、最期の瞬間に自分が今まさに命を絶とうとしているのだと姉である私に知らせようとしたんだ』そう穂乃果は言っていました」

海未「ですが、後から思えば、それは違います。雪穂は、自らに迫る身の危険を精いっぱいの思いで穂乃果に知らせようとしたのです」

海未「雪穂が亡くなった現場からは携帯電話は見つかりませんでした。とはいえ、残された死体には争った形跡がなく、刃物から見つかった指紋が雪穂のものと一致したことなどから警察は自殺と判断しました」

こころ「雪穂さんの携帯電話は、どうして見つからなかったのでしょう?」

海未「そこが重要なところです。ですが、警察はそれをきちんと調べようとはしませんでした。雪穂が自殺だと思い込んでいたからです」

海未「私も、しばらくは雪穂が自殺だったのだと信じていました。警察の見解に疑問を挟む余地などなかったというのがその理由の一つですが、今思えば、あの後、ことりが亡くなって、私自身に心の余裕が無くなってしまったというのも大きかったのだと思います」

海未「それから2年ほど経ち、絵里の妹の亜里沙が大学に合格したときの話です。大学生になることを期に、亜里沙は自分の携帯を新しくすることにしたのですが、その携帯を選ぶのを私に手伝ってほしいと言いました」

海未「機械音痴の自分より絵里や他の子に頼んだ方が良いと言ったのですが、彼女はどうしても海未さんと一緒に選びたいと言いました」

希「亜里沙ちゃん、海未ちゃんの大ファンやったもんなぁ」

海未「携帯ショップで機械を選んでいた時、亜里沙はある一台の携帯電話に目を止めました。ずいぶんとしげしげと眺めているものですから、その機種が欲しいのかと亜里沙に聞きました」

海未「しかし、亜里沙の答えは違っていました。彼女はこう言いました。『いいえ、ただ、この機種が雪穂が持っていたものに良く似ていたものですから』と」

海未「そう言われて、私もその機械を良く見てみることにしました。そうしているうち、そういえば私はこれに似た機械をどこかで見たことがあるということを思い出しました」

海未「最初は、恐らく穂乃果の家で見たのだろうと思いました。何せ、雪穂が持っていたものですからね」

海未「しかし、よく思い出してみると、私は雪穂の携帯電話を一度も見たことがありませんでした。では、どこでその機械を見たのか、それは、雪穂の葬儀の時です」

海未「葬儀が始まる前、私と一緒にいたある人物が、自分のカバンから携帯を取り出したんです。しかし、その人物は慌てたようにその携帯をしまい、カバンの中を漁ってまた別の携帯電話を取り出しました」

海未「その時は『どうしたのだろう』くらいにしか思いませんでしたが、それでもやはり不自然に感じたのは事実です。どうもその人物の行動には違和感がありました。だからこそ、私はその時に見たものをずっと覚えていたのです」

ここあ「まー、確かにそれはちょっと変だけどな。携帯を二台持ちしてたのか?」

海未「当時で二台持ちは珍しかったと思いますし、まして彼女の家は決して裕福ではありませんでしたから、二台持ちする余裕など無かったでしょう」

こころ「では、ご家族の携帯を一時的に預かっていたのでしょうか」

海未「だとしても、あそこまで慌てる理由がありません。まさに、見られてはいけないものを見られたような慌てようでしたからね。そして、その人物がカバンから取り出し、すぐしまった携帯電話、それが、亜里沙がまさに目の前で指し示している機種にそっくりな姿をしていました」

海未「私は、何かの間違いだと思いました。ですが、その携帯が雪穂のものであることは疑いのない事実なのです」

ここあ「どうしてそんなことが言えるのさ?」

海未「その携帯には特徴的なストラップがついていたからです。それは、手足の長いカエルのストラップでした」

海未「私は亜里沙に聞きました。雪穂は、携帯に手足の長いカエルを付けていたかと」

海未「亜里沙は答えました。『ゲロカエルんですね!付けてました。一時期すごく流行りましたよね、雪穂もとてもハマってました。毎週金曜日に新作が出るんですけど、その度にわざわざ渋谷まで買いに行くんですよ』と」

海未「先ほど申し上げた通り、雪穂は死ぬ直前まで携帯電話を身につけていました。そうでなければ、穂乃果に電話を掛けることなどできませんからね。しかし、雪穂が死んだ現場からは携帯電話は見つからなかった。雪穂を殺した犯人が持ち去ったからです」

海未「つまり、私が葬儀の時に見た人物こそ、雪穂の携帯電話を持ち去った張本人、すなわち雪穂を殺した犯人です」

海未「二人には、葬儀の時に雪穂の携帯電話を持っていたその人物というのが誰だか分かりますか?」

ここあ「と言われても……うーん、さっぱりだなー」

こころ「一体、どなただったのですか?」

海未「分からないのですか。でしたら、よく聞いてください。その人物というのはね――」

「あなた方の姉ですよ」

Part05へ続く

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