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歩くんですの箱 SS置き場

躍動感を表現するにはどうすればいいんだろう……と日々考え中。

【ラブライブSS】のぞえり Part10

Part10 (Part09の続きです)
【<翌日>神田明神】

雪穂「希さーん、絵里さん、こんにちはー」

絵里「ええ、こんにちは」

希「雪穂ちゃん、久しぶりやね!来てくれるの待ってたんよ」

雪穂「ダメじゃないですか。横には絵里さんもいるのに、私のことなんて考えてたら」

希「雪穂ちゃんは手厳しいなぁ」

雪穂「それにしてもお二人、アツアツですね」

絵里「なっ、そういうわけじゃ///」

希「エリチと付き合いだしてから、タロット占いの結果がすっごく良いんよ」

雪穂「そうですか。きっと絵里さんの愛の力ですね!」

絵里「うっ……あまり年上をからかうものではないわ」

希「スピリチュアルやね」ニコニコ

希「そうそう、雪穂ちゃん。一応、卒業するまではウチらのことは秘密にしてもらってもええかな?」

雪穂「アイドルは恋愛禁止だからですよね」

希「理解が早くて助かるなぁ。まあ、要はそういうことなんよ」

雪穂「分かりました。あ、でも、ことりさんには伝えてもいいですか?」

絵里「ことり?どうして?」

雪穂「あー、気を悪くしないで聞いてほしいんですけど、実は私と亜里沙で、希さんと絵里さんが結ばれるためにちょっといろいろやってて……ことりさんにも協力してもらったんです」

絵里「そうだったの!?全然気づかなかったわ……」

希「ウチは、なんとなく裏で何かが動いてるなーとは思ってたよ」

絵里「希は気づいていたわけね?」

希「うん、住宅地の交差点でウチがよう分からんのとぶつかった時があったけど、あの時だけことりちゃんが一緒に登校しようって誘ってくるし、実際変な道歩かされたし、気づくなという方が難しいと思うよ」

雪穂「やっぱりあの時のはさすがに怪しまれてましたか……」

希「何かあるなーって思った程度やけどね。でも、あとから思い返すとおかしい点ばかりやったからなぁ」

雪穂「完全に見抜かれてましたか……。経緯を話すと長くなるんですけど、最終的には私たちがことりさんに協力してもらって、あの計画を実行しました」

雪穂「お二人のことを思ってやったこととはいえ、ほんとにごめんなさい……」

希「ええやん。そのおかげでこうしてウチとエリチは付き合えてるんやから」

絵里「希の言う通りよ」

雪穂「ありがとうございます」

 ***

雪穂「長々話してしまってすみませんでした。では私は、参拝したら帰ります」

希「またいつでも来たらええよ」

雪穂「そうですね……ふふっ、でも、野暮になりそうだからやめときます」

絵里「……///」

雪穂「では、失礼しますねっ」クルッ

雪穂(事の顛末をすべて説明した。私が、どうやったら希さんの恋を叶えられるかを亜里沙に相談したこと)

雪穂(私と亜里沙の二人だけじゃどうにもならなくて、にこさんに相談したけど断られたこと)

雪穂(そして、偶然会ったことりさんに協力を得たこと……)

雪穂(どれも、私たちが勝手にやっていたことで……だから、怒られてもおかしくなかったのに)

雪穂(二人は、むしろ私たちに感謝してくれていた)

 ***

【雪穂が帰った後・神社】

絵里「希……?」

希「うん、ええよ……」

絵里「……///」コクリ

絵里「希、好きよ……」

希「ウチも、エリチのこと、好き……」

絵里「ちゅっ……」

希「……んっ……ちゅっ……」

絵里「んんっ……ちゅっ……。はむっ……」

希「……んんんっ。エリチ、激しっ……ちゅっ……」

絵里「ちゅっ……希……っ。んっ……」

…………
……

絵里「ん……。希、私たち、神様の前でこんなことして……すごく罰当たりね」

希「どうかな……神様はきっと、ウチらの幸せを祝福してくれるんやないかな」

絵里「そう……スピリチュアルね」クスッ

希「これからも、きっとウチらのことを見守ってくれる。だって、ここの神様は、縁結びの神様やからね」

 ***

【<翌日>夕方】

雪穂「……というわけで、無事希さんと絵里さんは付き合うことになったみたいです」

ことり「うんうん、作戦成功!めでたしめでたし♪」

亜里沙「お姉ちゃん、すっごく嬉しそうなのはいいんですけど、食事中なんか、口を開けば希さんの話ばっかりで……」

雪穂「うわー、ノロケまくりだね」

亜里沙「穂乃果さんと付き合い始めた頃の雪穂もそんな感じだったけどね……」

ことり「そういえば、この前雪穂ちゃんにもチケットあげたけど、もう行った?」

雪穂「いえ、まだですけど」

ことり「早い方が良いよ。もうすぐばら苑の公開期間が終わっちゃうから♪」

雪穂「分かりました。今度の休みにでも誘ってみます」

ことり「うんうん。楽しんできてね♪」

雪穂「はい。本当に一から十まで、ありがとうございます!」

 ***

【<夜>高坂家】

雪穂「お姉ちゃーん。今度の休み、二人で遊園地に行かない?」

穂乃果「遊園地?うん、行く行くー!」

雪穂「もう、そうやってはしゃいじゃって……お姉ちゃんは、いつまでも子供っぽいんだから」クスッ

穂乃果「えーっ。どうしていつも雪穂は穂乃果のこと子ども扱いばっかりするの?」プクー

雪穂「はいはい、よしよし」アタマナデナデ

穂乃果「えへへ♪……って、そんなことじゃごまかされないよ!」ムー

雪穂「でも、一瞬ごまかされかけたよね」

穂乃果「そんなことないもん!もー、そんなこと言う雪穂は嫌い」

雪穂「ごっ、ごめんねお姉ちゃん!どうしたら許してくれる?」オロオロ

穂乃果「むむむ……。それじゃあキスして。キスしたら許してあげる」

雪穂「分かった。する、するから許して?」

「……ちゅっ」

雪穂「ど、どうかな……」ウルウル

穂乃果「えへへっ♪雪穂だーい好き!」

雪穂「!?……うふふっ、もう、お姉ちゃんったら単純なんだから」ニヤニヤ

穂乃果「なっ……なにをー!?」ゴゴゴゴゴ

雪穂「でも、そんなお姉ちゃんのこと……大好きだよ」

穂乃果「えっ!?う、うん……///」

エピローグへ続く

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