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歩くんですの箱 SS置き場

躍動感を表現するにはどうすればいいんだろう……と日々考え中。

【ラブライブSS】のぞえり Part02

Part02 (Part01の続きです)
【<夕方>神田明神】

雪穂「……というわけでして、亜里沙、真剣に悩んじゃって」

希「そっか。エリチは亜里沙ちゃんのことが……」

希(これじゃ、ウチが分け入る隙なんてどこにもあらへんやん……)

雪穂「何か言いましたか?」

希「ううん。何でもないで」

雪穂「そうですか……」

希(神田明神に来るなり、雪穂ちゃんは学校で亜里沙ちゃんから聞いたことをウチに話してくれた)

希(どうやら、実はエリチは亜里沙ちゃんのことが……ってことらしい)

希「それで、亜里沙ちゃんはどうするつもりなん?」

雪穂「それが、やっぱり実の姉のことを恋愛対象として見るのは無理だって思ってるみたいで、それをはっきり伝えるつもりみたいです」

希「それホンマなん!?」

雪穂「希さん?」

希「あ、いや……。で、そうすると亜里沙ちゃんはエリチと付き合うつもりはないわけやね」ホッ

雪穂「そうなります。でも、亜里沙は自分がそれを告げることで絵里さんを傷つけることをすごく気にしてるみたいで……」

希「亜里沙ちゃんは優しいもんなぁ」

雪穂「はい……。だから、もし絵里さんが落ち込んでいたら、希さんが励ましてあげてくれませんか?」

希「ウチ?」

雪穂「はい。絵里さんと希さんはμ’sに入る前から仲が良かったそうですし、一番適任かなって……。って、私がお願いするのもおかしいんですけど」

希「ううん、ええよ。エリチのことは気にかけておく」

雪穂「ありがとうございます」

希(そう。これまでも、そしてずっとこれからも……エリチは、ウチの心の大きな部分を占め続けることになるんやろね……)

 ***

【<夜>絵里・自宅】

亜里沙「お姉ちゃん、ごめんね……」

絵里「どうしたの?いきなり」

亜里沙「やっぱり私、お姉ちゃんの気持ちには応えること出来ない……」

絵里「何の話かしら?」

亜里沙「だから、その……私、やっぱりお姉ちゃんのこと、恋愛対象としては見れないよ」

絵里「?」キョトン

亜里沙「あっ、でも、お姉ちゃんのこと嫌いって意味じゃないよっ」アワアワ

絵里「よく分からないけど、もしかして、私が昨日相談したことと関係があるのかしら?」

亜里沙「うん」コクコク

亜里沙「お姉ちゃん、女の人が好きだって言ってたから……」

絵里「何を勘違いしてるのか知らないけど、亜里沙のことを言ったわけじゃないわよ?」

亜里沙「え、そうなの!?でも、昨日私のこと好きって……」

絵里「ああ、あれは妹としてって意味に決まってるじゃない」

亜里沙「なっ///」

亜里沙(うぅ、私はなんて勘違いを!?~~~っ)カァ

絵里「勘違いさせたならごめんなさい」クスッ

亜里沙「~~~っ。ごっ、ごめんお姉ちゃん、またやらなきゃいけない宿題が出来たのっ!」ダッ

ドア「バタン」

 ***

亜里沙(あうぅ、恥ずかしくて顔から火が出そうだよぉ……)

 ***

【<翌日・昼休み>学校・教室】

亜里沙「というわけで、お姉ちゃんのことはすべて私の勘違いでした……」ズーン

雪穂「あははっ。そんな勘違いするなんて、亜里沙、ホントは絵里さんとそういう関係になりたかったんでしょ~w」ウリウリ

亜里沙「そっ、そんな訳ないじゃん!」

雪穂「さぁ、それはどうかな~」ニヤニヤ

亜里沙「どうもこうもないよぉ……」


Part03へ続く

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