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歩くんですの箱 SS置き場

躍動感を表現するにはどうすればいいんだろう……と日々考え中。

18きっぷ旅行・前篇

3月30日から、3月31日にかけて、友人であるT氏、Y氏、M氏の3人と青春18きっぷ旅行に行ってきた。一人当たり2,300円の青春18きっぷを使って乗車した距離は運賃計算キロで911km、運賃にして11,340円分に上った。
この記事は、長くなるので前篇と後編の2部構成とした。

・東京→名古屋:9391M ムーンライトながら

中央線で東京駅に向かい、そこから旅は幕を開けた。
東京駅には早めに到着していたので、8番線に偶然停車していた東海道本線のE233系3000番台を撮影するなどして時間を潰しているうちに、ながらは10番線にゆっくり入線してきた。車両は183系10両編成、我々は最後尾の10号車に乗車した。

ムーンライトながらの発車案内 JR東海373系 東海道本線E233系 大垣行きの方向幕
ムーンライトながらの発車案内。東京駅にはフルカラーの案内板がある。 かつてはながらにも使われていた373系。 E233系3000番台。見られたのはラッキーだ。 夜行列車の方向幕を見ると、遠くへ行くのだということを改めて感じる。

列車は定刻の23時10分に東京駅を発車。指定券は売り切れているとのことだったが、この時点では乗客はまばらであった。品川駅出発後、車掌の検札が回ってきた。この際、斜め前の席に座っていた乗客が指定券を持たずに座席に座っていたようで、車掌ともめていた。車掌は、その客に対し、デッキに立って横浜到着を待ち、到着したらすぐに降りるよう指示していたが、その客は動こうとせず、「うるさいよ」と反抗していた。横浜到着後、その乗客が座っていた席の指定券を持った乗客が乗車してくると、その客は小走りにデッキの方へ消えていった。
横浜を出ると眠りにつく乗客が増え、0時を過ぎて小田原を発車するころには、起きている客の方が少なくなっていた。だが、乗車した車両に搭載されていた電動コンプレッサー音が激しかったため、起動する度にビクッと体を動かしたり、起きてしまう乗客が数人いた。

ながらの指定券 車内の様子
ムーンライトながらの指定券。 下から見た車内の様子。

1時51分頃静岡駅を発車。静岡駅の電光掲示板で上りのムーンライトながらが1時55分静岡発であることを確認したため、すれ違いの瞬間を観察しようと対向列車を観察していたのだが、夜中で暗く、窓ガラスに車内が反射しているせいか、あるいは単に見逃したのかその姿が確認できなかった。1時54分頃トンネルに入ったため、ここですれ違った可能性もあるが、それだといささかタイミングが遅すぎるため、その可能性も高くないと思われた。隣にいるT氏にも確認してみたが、「来んねー」とだけコメントしていた。

列車は浜松駅に到着。停車時間が長かったので一旦ホームに出て、写真撮影を行った。

浜松駅の駅名板 浜松駅にて、ムーンライトながら
浜松駅に到着。 浜松駅にて、ムーンライトながら。

その後仮眠をとり、4時30分頃に目を覚ますと列車は共和駅運転停車中であった。私の目で確認しただけでも4本の貨物列車を先に通し、4時55分頃ようやく共和駅を出発。しかし僅か4駅先の熱田駅でも再び運転停車した。

そして、5時22分に名古屋駅に到着した。空は既に白み始めており、日が大分長くなってきていることを感じた。

・名古屋→亀山:4303M 関西本線普通

早朝の名古屋駅は肌寒い。しばらく待っていると亀山行きが入線してきた。列車は、213系2両編成。生まれて初めて乗車した車種ではあったが、211系の2ドア版といった感が強く、そこまでの新鮮味は感じなかった。かつては有害物質が大気中に充満し、空がいつもどんよりとしていたという三重県四日市市も、現在ではクリーンな空を取り戻しており、当時の面影は感じられなかった。

名古屋駅 多治見行き311系 関西本線213系 車内掲載の路線図
早朝の名古屋駅。 多治見行きの311系。 入線してきた亀山行きは213系。 関西本線の車内に掲載されていた路線図。関西本線の路線図は載っていない。

・亀山→柘植(つげ):233D 関西本線普通

ここからは、キハ120形2両に乗車。本旅行初めての気動車である。バスのように扉が折り畳み戸になっており、なかなか新鮮な印象を受けた。運転室との間仕切りがなく、開放的な前面展望を楽しむことが出来た。単線線路の周囲には山が広がり、幹線なのだが地方交通線のような色を醸し出していた。じきに柘植に到着。跨線橋を渡って草津線の列車に乗り換えた。

紀勢本線キハ11 関西本線キハ120 キハ120のドア 関西本線の車窓
参宮線直通のキハ11系。 柘植駅にて。乗車したキハ120。 キハ120のバスのような折り畳み扉。 関西本線の車窓は心を和ませる。

・柘植→京都:5335M 草津線普通

柘植に到着すると、既に乗車する列車はホームに停車していた。117系6両編成で、車内はガラガラである。車内に入ると、運転手が電話をしている様子であった。T氏が、「電話しているときってあんまり良くないことが起きてるときなんだよなー。」と呟く。そして、その予想は的中した。列車は定刻通り柘植駅を発車。貴生川駅で下り列車との交換を行うのだが、その下り列車が7分遅れているという。大した遅れではない上、京都でまとまった時間をとってあったので心配には及ばず、ほっとした。遅れて到着した下り列車との交換を終え、列車は草津に到着。既定のダイヤでは草津8時31分着で9時34分発と、3分時間を取ってあったが、当然遅れていたために列車はすぐに草津駅を後にする。単線の草津線から複々線の琵琶湖線に入り、一気都会化したように思えた。
琵琶湖線に入ると乗客も増え、ガラガラだった車内は通路まで人が立っているような状態になった。そして列車は京都に到着。このとき、おそらく列車は遅れを取り戻していたと思われるが確認していないので分からない。

柘植駅 草津線117系
柘植駅に到着。 草津線の117系。

・京都→米原:3428T 東海道本線新快速

京都で売店に寄り、食糧などを確保したのちもと来た道を戻る。京都駅から乗車した列車はJR西日本が誇る俊足ランナー、新快速である。車両は223系1000番台の12両。列車は京都駅を、並走する普通列車野洲行き223系2000番台とほぼ同時に出発。まるで複々線区間でレースが行われているかのようである。山科、大津までは普通列車の方が速いペースで進行。大津~石山間は普通列車のみが膳所(ぜぜ)駅に停車するため、石山には我々の新快速が先に到着したが、こちらが発車する前に普通列車は追いついてきた。その後、瀬田、南草津の二駅を通過し、我々は再び草津駅に戻ってきた。この時点で、かなり普通列車とは差をつけていたが、ここで長い停車時間があったため再び普通列車が追いついてきた。普通列車到着後草津を出発。野洲に到着する頃には流石に普通列車を振り切っていた。
野洲から先は沿線の景色がのどかな風景に変わってくる。田や山々が広がる中を長大編成は高速で駆け抜けた。

321系 特急しなの383系 関西の俊足ランナー
京阪神緩行線で活躍する321系。 特急しなの383系。 関西の俊足ランナー。新快速223系。

・米原→大垣:206F 東海道本線普通

米原着が10時25分、発が10時30分、橋を渡って余裕のない乗り換えをこなし、我々は117系大垣行きに乗り込む。再びJR東海管内突入だ。大垣行きは座席が埋まる程度の混雑で、本数が少ないため18きっぷシーズンには客が集中しているものと思われた。

大垣行き117系。
JR東海の普通列車大垣行き。

後編へ続く……。

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