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歩くんですの箱 SS置き場

躍動感を表現するにはどうすればいいんだろう……と日々考え中。

遠足

今日は、学校が「遠足」と称する修学旅行予行練習が行われた。管理人が所属する高校の修学旅行は、羽田空港から沖縄へ航空機を使うもので、早朝に羽田集合になるため、その予行というわけである。と言っても修学旅行は冬で、まだ先の話である。

という訳で、羽田空港に7時30分に集合するよう告げられた。これはとんでもなく早い。5時台の列車に乗車しないと到着できないのだ。その上、修学旅行当日はこれより更に1時間ほど前倒しになるらしい。つまり、4時台に家を出ないと間に合わないということである。

今回の遠足は修学旅行ではないので、羽田空港に集合した後は4人ずつの班毎に分かれ都営浅草線の沿線を事前に決めた予定通りに散策し、最終的に15時に上野で解散という企画になっていた。だが、我々の班はその目的を大きく逸脱した旅をすることになる。なお、今回は遠足ということもあって写真の枚数がいつもよりかなり少なくなっているがご容赦いただきたい。

自宅→羽田空港第1ビル

朝は班員のうちの1人と待ち合わせて羽田空港に向かった。京急を使って行く予定にしていたのだが、早朝に空港線内で架線トラブルがあり、一時運転を見合わせていたので念のため東京モノレールを使って羽田に向かうことにした。

羽田空港

我々は7時10分頃に羽田空港に到着。残り2人の班員とも合流し、無事遠足スタート、と言いたいところだが、そうは行かなかった。班は何故か男女各2人ずつの男女混合で組まれており、しかも互いにあまり面識がなかった。その為、我が班の女性陣は「男女別行動をとり、上野での最終確認の時だけ合流する」という結論を出したのである。勿論、この遠足では班内で別行動などということは許可されていないので、この事実が発覚すれば学年集会で公表、更には後輩達にも代々過去の遠足での失敗例として語り継がれ続けることになりかねない。それを考えると、何としても先生や別の班の生徒の目を避けて上野まで到達しなければならなかった。

羽田空港→業平橋

スリル溢れる幕開けとなった今回の遠足。とりあえず我々は業平橋に東京スカイツリーを見に行くことに決めた。冒頭でも述べたが、今回の旅行は都営浅草線沿線を観光するのが目的なので、関係者の目を避けるためにはこのエリア外を行動する方が望ましい。とりあえず、安い運賃で、無駄なく安全にスカイツリーに到達する方法を講じた結果、
羽田空港→京急空港線新逗子行き→京急蒲田→京急本線快特品川行き→都営浅草線印西牧の原行き→浅草→東武伊勢崎線区快北春日部行き→業平橋
と乗り継ぐことにした。一見都営浅草線を使うのはよくないように見えるが、今回の遠足の性質上一気にこの路線を抜けてしまえば以外に安全に利用することが出来る手段であった。浅草から先は東武線なので、遠足の行動範囲を逸脱しているので安全である。結局、なんら問題なく業平橋に到達することが出来た。

東京スカイツリー

建設中のスカイツリーは、業平橋から非常によく眺めることが出来た。この段階でこの建物は389mの高さになっているようだった。しかし、東京タワー(333m)よりもスマートなスタイルの柱なので、東京タワーよりも高いようにはとても見えなかった。
東京スカイツリー
建設中のスカイツリー。天を仰ぐようにしてみると、なかなかスタイリッシュ。

業平橋→両国

無事スカイタワーを見終え、どこか時間をつぶせそうな場所はないかと考えた結果、江戸東京博物館に行くことにした。自分ひとりであれば電車を乗り回すということになったのだろうが……。 ここでは
業平橋→東武伊勢崎線区快北春日部行き→曳舟→東武亀戸線亀戸行き→亀戸→JR総武緩行三鷹行き→両国
と移動した。
東武亀戸線
東武亀戸線の8000系。ワンマンの2両編成で運転されており、ローカル線の空気が漂う。
横綱駐輪場
両国駅前の横綱駐輪場。国技館が近いからといって、このような名前をつけてもよいという理屈にはならない。

両国→上野

両国ではファミレスに入り、依然として持て余した時間をなんとか潰すことにした。
アスパラと鶏肉のドリア
昼食にしたアスパラと鶏肉のドリア。食べるのに時間をかけるために大量にまんべんなくタバスコをかけた。
しかしそれにも限界があり、持て余した時間を消費するすべが無くなったので、上野に戻ることにした。しかし、早いうちに上野や、その周辺に戻ってしまうと我々の班の分裂が発覚する危険が高くなってしまう。そこで、
両国→中央・総武緩行中野行き→新宿→山手線外回り→上野
と移動して時間を浪費する手段を講じた。しかし、上野に到着すると緊張感が高まってくる。先生が待っている公園口を避け、忍びながらも不忍(しのばず)出口から改札を出て、回り道をして残りの班員と合流することに成功した。なお、見学場所で班員全員の集合写真を撮影しなければならないという規定があったので、その場で班写真を撮影し、班行動を共にした偽りの証拠とした。ちなみに、我々同様分裂していた班がもう1つあったことが判明した。彼らはかなり面識のあるメンバーである。どうやら彼らは秋葉原に寄った他、我々と同じように電車を乗り回して時間を浪費したらしい。

上野→自宅

危険は伴ったものの、誰にも見つかることなく遠足を終了でき、一段落である。ここで帰宅ということになるが、大回り乗車の虜になっている管理人としては普通の経路で帰宅するのはどうも勿体ないように感じてしまった。そこで
上野→宇都宮線宇都宮行き→大宮→川越線川越行き→川越→川越線高麗川行き→高麗川→八高線八王子行き→拝島→青梅線東京行き→自宅
という経路で帰宅した。今回は、遠足帰りということで、あまり大がかりなものにするのは避けた。といっても普通に考えれば十分大がかりかもしれないが……。
上野駅の改札を通り、真っ先に私は宇都宮線ホームに向かった。そこから15時05分発の宇都宮行きで、大宮へ向かう。この時間帯の中電は空いていて、疲れている身としては有り難い。
宇都宮線E231系
乗車したのはE231系。
大宮からは川越線の地下ホームへ移動、15時35分に川越行きで大宮を後にした。川越線は、成田線と同様、単線区間を10両編成が走るという、どうも不釣り合いな路線である。乗車率は座席が丁度埋まるぐらい、川越に近付くにつれ少しずつ乗客が降りて行ったものの、始終大きく乗車率が変化する様子は見られなかった。
川越線205系
埼京線・川越線の205系。
川越からは16時06分発の高麗川行きに乗車した。車両は209系。ここで209系に乗ることになるとは思っていなかったので意外ではあったが、使用頻度からするとそこまで珍しいことでもないので、そこまで気にも留めなかった。
ところが、高麗川からの八高線も209系だったのである。流石に連続ともなるとそうそうに起こり得ることでもなさそうなので、驚いた。
八高線209系
209系3000番台。
拝島からは、運よくやってきた中央線直通の快速で自宅に帰宅した。これだけ常識を逸脱した遠足をしたのは初めてのことであるが、トラブルなく終えることが出来て本当に良かった。

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